【新唐人2011年9月24日付ニュース】中国では今、赤ちゃんの先天性異常が急激に増えています。当局の発表によると、1996年から2010年までの15年間で70.9%も増加。環境汚染や農薬などの関連が疑われています。
9月21日、当局が発表した報告書によると、2010年、臨床で発見された先天性異常は、多い順に先天性心臓病、多指症、口唇裂、水頭症と神経管欠損で、全体の半分近くを占めました。
当局の関係者は、先天性異常が急増しているのは、結婚前の検査を受ける人が減っているからだと発言。
しかし中国河南省のある医者は、遺伝的要素ではなく、環境汚染など外部の要素が急増の原因だと推測します。
河南省済源市母子保健院・医師:先天性異常と結婚前検査の関連ですが、検査では妊娠にふさわしいか、遺伝傾向しか分かりません。これらは必要ですが、
今多くは外部の要素が原因です
中国では毎年、少なくとも80万から100万の先天性異常のある赤ちゃんが、およそ30秒に一人生まれる計算です。
河南省済源市母子保健院・医師:原因はさまざまです。現在の環境汚染、早期に使う一部の薬、放射性物質、この3要素を考慮すべきです。
広東省河源市母子保健院・医者:環境汚染でしょう。食の安全も保障できません、農薬も多いです。あとやはり環境汚染
広東省のある専門家によると、近年、地元では先天性異常のある赤ちゃんが激増しているそうです。これは地元に林立する工場のほか、除草剤など、農業汚染との関連も深いだろうと分析しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
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